イタリア語の「senza che + 接続法」の意味と使い方
意味:〜することなしに(主語が違う)
「〜しないで」の senza が、主語の違う節を導く形です。後ろは接続法を使います。
「〜しないで」の senza が、主語の違う節を導く形です。後ろは接続法を使います。
形の作り方
| 付く形 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 主語が違う | senza che + 接続法 | senza che nessuno lo sappia |
| 主節が過去 | senza che + 接続法半過去 | senza che nessuno se ne accorgesse |
| 主語が同じ | senza + 不定詞 | senza dire niente |
例文
- Sara è uscita di casa senza che nessuno se ne accorgesse.サラは、誰にも気づかれずに家を出ました。
- Non posso decidere senza che tu mi dia più informazioni.あなたがもっと情報をくれないままでは、決められません。
- Il bambino ha mangiato tutto senza che la mamma dovesse insistere.その子は、お母さんがしつこく言わなくても全部食べました。
使い方のポイント
- 主語が主節と同じ時は senza + 不定詞(3-66)です。主語が違う時に senza che を使います。
- senza che の後は接続法で書きます。主節が現在なら接続法現在、過去なら半過去が基本です。
- senza che nessuno・niente の形が多く、non は重ねません。
練習問題
問1(伊検 2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ho preparato la sorpresa senza che Paolo lo ( ).
- sapesse
- sapere
- saputo
- sapendo
答えと解説
正解:1. sapesse
「senza che」の後は接続法で、主節が過去なので半過去の「sapesse」です。「sapere」は不定詞で、主語 Paolo の動詞になりません。
問2(CILS C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Il progetto è stato approvato senza che i residenti ( ) consultati.
- essere
- stati
- fossero
- essendo
答えと解説
正解:3. fossero
「senza che」の後は接続法です。主語が「i residenti」なので「fossero」で、過去分詞「consultati」と合わせます。「stati」は単独で活用しません。
似ている文法との違い
この文法が出る級(目安)
※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「senza + 不定詞」 〜せずに・〜しないで
- 「prima che + 接続法」 〜する前に(主語が違う)
- 「affinché」 〜するように(目的)