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イタリア語の事実に反する仮定(「se」+ 接続法半過去)の意味と使い方

形:se avessi tempo, verrei
意味:もし〜なら…だろう(非現実の仮定)
現実と違うことや、起こりにくいことを仮定する文です。se の後は接続法半過去、主節は条件法現在です。

形の作り方

付く形形例
仮定の節se + 接続法半過去se avessi, se fossi, se potessi
結果の節条件法現在(-rei, -resti, -rebbe)verrei, andrei, studierei
語順se + 接続法, 条件法 / 条件法 + se + 接続法verrei, se avessi tempo

例文

  • Se avessi più tempo libero, studierei il giapponese.
    もっと自由な時間があれば、日本語を勉強するのに。
  • Se fossi in te, non comprerei quella giacca.
    私が君なら、その上着は買わないでしょう。
  • Se domani facesse bel tempo, andremmo in bicicletta fino al lago.
    もし明日いい天気なら、湖まで自転車で行くのですが。

使い方のポイント

  • 現実に起こりうる条件は se + 直説法です(2-52)。非現実や可能性の低い条件は se + 接続法半過去です。
  • 標準のイタリア語では、se の後に条件法は置きません。
  • 現在の事実に反する仮定と、可能性の低い未来の仮定の両方に使います。

練習問題

問1(伊検 準2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Se io (  ) cucinare meglio, inviterei gli amici a cena.
  1. sappia
  2. sappiamo
  3. saputo
  4. sapessi
答えと解説

正解:4. sapessi

現実と違う仮定で、主節が条件法なので、se の後は接続法半過去の「sapessi」です。「sappia」は接続法現在で、この形には合いません。

問2(CILS B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Se Luca (  ) meno pigro, finirebbe i compiti prima di cena.
  1. sia
  2. stato
  3. essendo
  4. fosse
答えと解説

正解:4. fosse

現実と違う仮定で、主節が条件法なので、se の後は接続法半過去の「fosse」です。「sia」は接続法現在で、この組み合わせにはなりません。

似ている文法との違い

この文法が出る級(目安)

※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。

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