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イタリア語の過去の事実に反する仮定(「se」+ 接続法大過去)の意味と使い方

形:se avessi saputo, sarei venuto
意味:もし〜だったら…だったのに(過去の仮定)
過去の事実に反することを仮定する文です。se の後は接続法大過去、主節は条件法過去です。

形の作り方

付く形形例
仮定の節se + 接続法大過去se avessi saputo, se fossi partito
結果の節条件法過去(avrei / sarei + 過去分詞)sarei venuto, avrei chiamato
助動詞の選び方近過去と同じく avere か esserese avessi mangiato / se fossi uscita

例文

  • Se avessi saputo dell'esame, avrei studiato di più.
    試験のことを知っていたら、もっと勉強したのに。
  • Se Paola fosse partita prima, avrebbe preso il treno.
    パオラがもっと早く出発していたら、その電車に乗れたでしょう。
  • Se non avessimo perso l'autobus, saremmo arrivati in orario.
    もしバスに乗り遅れていなければ、時間どおりに着いたでしょう。

使い方のポイント

  • 過去のことなので、se の後は接続法半過去でなく、接続法大過去(avessi + 過去分詞)を使います。
  • essere を使う動詞の過去分詞は、主語に合わせます(se fossi partita)。
  • 過去の仮定で、結果が今に及ぶ形は別の項目で扱います(6-08)。

練習問題

問1(伊検 準2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Se io (  ) la tua mail, ti avrei risposto subito.
  1. legga
  2. leggere
  3. letto
  4. avessi letto
答えと解説

正解:4. avessi letto

過去の事実に反する仮定で、主節が条件法過去なので、接続法大過去の「avessi letto」です。「legga」は接続法現在で、過去の仮定には使えません。

問2(CILS B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Se (  ) a Firenze qualche giorno in più, avremmo visitato anche il castello.
  1. fossimo rimasti
  2. rimanessimo
  3. siamo rimasti
  4. rimasti
答えと解説

正解:1. fossimo rimasti

過去の仮定で、主節が条件法過去なので、接続法大過去の「fossimo rimasti」です。「siamo rimasti」は直説法で、この仮定の形になりません。

似ている文法との違い

この文法が出る級(目安)

※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。

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