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イタリア語の分裂文「frase scissa」の意味と使い方

形:è lui che / è qui che
意味:〜なのは〜だ(強調構文)
è + 強調したい語 + che … の形で、文の一部を取り出して「〜なのは〜だ」と強調します。

形の作り方

付く形形例
人を強調è + 人 + che + 動詞È Anna che ha vinto.
場所・時を強調è + 場所・時 + che + 文È qui che ci siamo conosciuti.
前置詞が付く語è + 前置詞 + 名詞 + cheÈ con Paola che esco stasera.
a + 不定詞è stato + 人 + a + 不定詞È stato lui a chiamare.

例文

  • È Giulia che ha organizzato tutta la festa, non Paolo.
    パーティー全体を企画したのはジュリアで、パオロではありません。
  • È a Torino che ho studiato per tre anni, non a Milano.
    私が3年間勉強したのはトリノで、ミラノではありません。
  • È stato il direttore a decidere di rinviare la riunione.
    会議の延期を決めたのは部長です。

使い方のポイント

  • 強調したい語は è の直後に置き、che の後には、その語を抜いた文の残りが続きます。
  • 強調する語が人の時は、che の代わりに a + 不定詞も使えます(È stato lui a chiamare)。
  • è の時制は後ろの文に合わせて変わります(Era a Roma che vivevo.)。

練習問題

問1(伊検 1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
(  ) voi che dovete decidere, non io.
  1. Sono
  2. Avete
  3. Hanno
  4. Siete
答えと解説

正解:4. Siete

「Siete voi che 〜」で「〜するのはあなたたちだ」と強調します。主語が voi なので、essere は「Siete」です。「Sono」は voi と動詞の形が合いません。

問2(CILS C2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
È stato il suo discorso (  ) convincere tutti.
  1. che
  2. di
  3. a
  4. su
答えと解説

正解:3. a

「È stato il suo discorso a convincere tutti」は「納得させたのは彼の演説だ」の形です。「che」の後に不定詞は置けません。

この文法が出る級(目安)

※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。

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