イタリア語の混合型の仮定文と口語の半過去の意味と使い方
形:se avessi studiato, ora saprei
意味:過去の条件と現在の結果の仮定
過去に実現しなかったことの結果が今に及ぶ時は、se + 接続法大過去、主節は条件法現在にします。
意味:過去の条件と現在の結果の仮定
過去に実現しなかったことの結果が今に及ぶ時は、se + 接続法大過去、主節は条件法現在にします。
形の作り方
| 付く形 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 過去の条件・現在の結果 | se + 接続法大過去, 条件法現在 | Se avessi studiato, ora saprei la risposta. |
| 現在の状態・過去の結果 | se + 接続法半過去, 条件法過去 | Se non fossi così pigro, avrei già finito. |
| 話し言葉 | se + 半過去, 半過去 | Se lo sapevo, venivo. |
| 完全に過去の仮定 | se + 接続法大過去, 条件法過去 | Se avessi saputo, sarei venuto. |
例文
- Se ieri avessi dormito di più, ora non sarei così stanca.昨日もっと寝ていれば、今こんなに疲れていないでしょう。
- Se non fossi così pigro, avrei già finito la tesi.もし私がこんなに怠け者でなければ、もう論文を終えていたでしょう。
- Se lo sapevo, venivo anch'io.知っていたら、来ていたのに。
使い方のポイント
- 完全に過去の仮定(4-76)は主節も条件法過去(sarei venuto)で、時が一致する点が違います。
- 話し言葉では両方を半過去にすることもありますが、書く時は接続法と条件法にします。
- se の節と主節の時が違う時が混合型です。時が同じなら 4-75 か 4-76 の形です。
練習問題
問1(伊検 3級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Adesso sarei già a casa, se ( ) il treno delle sei.
- prendessi
- avessi preso
- preso
- prendendo
答えと解説
正解:2. avessi preso
過去の行動が今の状態の原因なので、「se + 接続法大過去」の「avessi preso」です。「prendessi」は半過去で、過去の仮定には合いません。
問2(CILS C2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Se allora ( ) quel lavoro, adesso vivrei a Londra.
- accettato
- accettando
- accettare
- avessi accettato
答えと解説
正解:4. avessi accettato
過去に実現しなかったことの結果が今に及ぶので、「se + 接続法大過去」の「avessi accettato」です。「accettato」だけでは活用しません。
この文法が出る級(目安)
※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 事実に反する仮定(「se」+ 接続法半過去) もし〜なら…だろう(非現実の仮定)
- 過去の事実に反する仮定(「se」+ 接続法大過去) もし〜だったら…だったのに(過去の仮定)
- 接続法大過去「congiuntivo trapassato」 接続法大過去(過去の主節より前)