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イタリア語の「ancorché + 接続法」の意味と使い方

意味:〜ではあるが(benché の改まった形)
benché と同じ譲歩を表す、改まった書き言葉の接続詞です。後ろはふつう接続法です。

形の作り方

付く形形例
節の前ancorché + 接続法ancorché non sia obbligatorio
過去の事柄ancorché + 接続法半過去・過去ancorché fosse già stato avvertito
動詞のない語句ancorché + 形容詞・過去分詞ancorché breve / ancorché invitato

例文

  • Il corso è molto utile, ancorché non sia obbligatorio.
    この講座は、必修ではないものの、とても役に立ちます。
  • Il progetto, ancorché costoso, ha ricevuto l'approvazione del consiglio.
    その計画は、費用はかかるものの、委員会の承認を得ました。
  • Ha accettato l'incarico ancorché fosse consapevole dei rischi.
    危険を承知していたにもかかわらず、彼はその役目を引き受けました。

使い方のポイント

  • benché(4-55)の改まった形で、会話ではふつう使いません。契約書・論説・文学で見かけます。
  • 動詞を省いて形容詞や過去分詞の前に置く形もあります(ancorché breve)。
  • anche se(4-53)はふつう直説法をとる点が違います。ancorché の後はふつう接続法です。

練習問題

問1(伊検 1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ancorché i giocatori (  ) stanchi, la partita è continuata fino al tramonto.
  1. essere
  2. stati
  3. fossero
  4. essendo
答えと解説

正解:3. fossero

「ancorché」の後は接続法なので「fossero」です。「essere」は不定詞で、主語 i giocatori の動詞になりません。

問2(CILS C2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ancorché (  ) legittima, questa richiesta appare eccessiva.
  1. essere
  2. stata
  3. essendo
  4. sia
答えと解説

正解:4. sia

「ancorché」の後は接続法なので「sia」です。「essendo」はジェルンディオで、ancorché の後には使いません。

この文法が出る級(目安)

※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。

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