イタリア語の過去分詞の分詞構文の意味と使い方
形:finito il lavoro / una volta arrivati
意味:過去分詞の分詞構文(〜し終えて)
過去分詞で始まる短い節で、「〜し終えた後で」を表します。書き言葉や整った話し言葉で使います。
意味:過去分詞の分詞構文(〜し終えて)
過去分詞で始まる短い節で、「〜し終えた後で」を表します。書き言葉や整った話し言葉で使います。
形の作り方
| 付く形 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 他動詞(目的語に一致) | 過去分詞 + 名詞(finito il lavoro) | finito il lavoro / lette le istruzioni |
| 名詞が主節と別の主語 | finita la lezione, …(過去分詞 + 名詞) | finita la lezione, gli studenti sono usciti |
| 自動詞(essere) | arrivati, usciti, partite(主語に一致) | arrivati a Roma / usciti dal cinema |
| いったん〜したら | una volta + 過去分詞 | una volta finito il lavoro / una volta arrivati a casa |
例文
- Presa la decisione, Paolo ha informato tutti.決定が下されると、パオロは全員に知らせました。
- Lette le istruzioni, ho montato lo scaffale in mezz'ora.説明書を読んでから、棚を 30 分で組み立てました。
- Una volta arrivati a Venezia, abbiamo cercato subito l'albergo.ヴェネツィアに着いてから、私たちはすぐにホテルを探しました。
使い方のポイント
- 過去分詞は、後ろの名詞の性・数に合わせます(finita la lezione / finiti i lavori)。
- 主語は主節と同じが原則ですが、名詞を付けて別の主語にもできます。
- una volta は「いったん〜したら」の意味で、動作が済んでからのことをはっきりさせます。
練習問題
問1(伊検 準2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
( ) il compito, Lucia ha acceso la televisione.
- Finito
- Finita
- Finiti
- Finite
答えと解説
正解:1. Finito
後ろの il compito は男性単数なので、過去分詞も「Finito」に合わせます。「Finita」は女性単数形で、il compito に合いません。
問2(CILS B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
( ) le valigie, abbiamo chiamato un taxi per andare in aeroporto.
- Fatto
- Fatti
- Fatta
- Fatte
答えと解説
正解:4. Fatte
後ろの le valigie は女性複数なので、過去分詞も「Fatte」に合わせます。「Fatti」は男性複数形で、le valigie に合いません。
この文法が出る級(目安)
※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「dopo aver mangiato / dopo essere uscito」 〜した後で(主語が同じ)
- 不定詞過去「infinito passato」 不定詞過去(〜したこと)
- 形容詞として使う過去分詞 〜された・〜した(形容詞の過去分詞)