イタリア語の仮定を表す「a」+ 不定詞の意味と使い方
形:a pensarci bene / a sentire lui
意味:〜すれば・〜から見ると(a + 不定詞)
文頭の a + 不定詞で、「〜すれば」「〜から判断すると」という仮定や根拠を表します。
意味:〜すれば・〜から見ると(a + 不定詞)
文頭の a + 不定詞で、「〜すれば」「〜から判断すると」という仮定や根拠を表します。
形の作り方
| 付く形 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 基本の形 | A + 不定詞, 主節 | A pensarci bene, hai ragione. |
| 代名詞が付く時 | a + vedere + lo = a vederlo | A vederlo / A sentirla |
| 人を示す時 | A sentire + 人 | A sentire Luca, è tutto facile. |
| 判断の根拠 | a giudicare da + 名詞 | a giudicare dal cielo |
例文
- A pensarci bene, forse conviene partire un giorno prima.よく考えてみると、1日早く出発した方がよさそうです。
- A sentire Marco, l'esame è stato facilissimo.マルコの話によれば、試験はとても簡単だったそうです。
- A giudicare dal cielo, stasera pioverà.空の様子から判断すると、今夜は雨になりそうです。
使い方のポイント
- a + 不定詞の主語は、ふつう主節の主語か、文脈で分かる一般の人です。
- 仮定の se に近いですが、「〜から見ると」という判断の根拠にも使います。
- 代名詞は不定詞の後ろにつなげます(a vederlo, a sentirla)。
練習問題
問1(伊検 2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
( ) vederla così, nessuno direbbe che ha settant'anni.
- Di
- In
- Su
- A
答えと解説
正解:4. A
「A vederla così」で「見たところ」の意味になります。「Di」「In」「Su」を不定詞の前に付けても、この意味にはなりません。
問2(CILS C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
( ) leggere i commenti dei clienti, il nuovo servizio piace molto.
- Di
- Fra
- A
- Con
答えと解説
正解:3. A
「A leggere」で「読んでみると」という判断の根拠を表します。「Con」「Di」など他の前置詞では、この意味になりません。
この文法が出る級(目安)
※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 条件のジェルンディオ 〜すれば・〜するなら(条件のジェルンディオ)
- 「per vederlo / vedendolo」 不定詞・ジェルンディオに付く代名詞
- 「per aver + 過去分詞」 〜したために(理由の不定詞過去)