伊検・CILS のイタリア語文法ドリルと試験情報
ホーム > 文法一覧 > 「di」(原因)の意味と使い方

イタリア語の「di」(原因)の意味と使い方

意味:〜で(原因・体や心の状態)
di は、空腹・寒さ・喜び・恐れなど、体や心の状態を引き起こす原因を表すことがあります。

形の作り方

付く形形例
体の状態(飢え・渇き・寒さ)動詞 + di + 無冠詞の名詞morire di fame / tremare di freddo
感情(喜び・恐れ・痛み)動詞 + di + 感情の名詞piangere di gioia / urlare di dolore
形容詞の後形容詞 + di + 名詞rosso di rabbia / pazzo di gioia

例文

  • Dopo la lunga camminata in montagna moriamo di fame.
    山を長く歩いた後で、私たちはおなかがすいて死にそうです。
  • I bambini tremavano di freddo davanti alla porta della scuola.
    子どもたちは学校の門の前で寒さに震えていました。
  • Quando Anna ha letto la lettera, ha pianto di gioia.
    手紙を読んだ時、アンナはうれしくて泣きました。

使い方のポイント

  • この di の後の名詞は、ふつう冠詞を付けません(di fame, di freddo)。
  • 原因の per(per la pioggia)は出来事や事情に、di は体や心の状態に使うのがふつうです。
  • morire di fame は「死ぬほど空腹だ」という大げさな言い方でもよく使います。

練習問題

問1(伊検 準2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Il bambino è rosso (  ) rabbia perché non trova il suo giocattolo.
  1. di
  2. con
  3. su
  4. tra
答えと解説

正解:1. di

怒りで顔が赤い、と原因を表すので「di」で、rosso di rabbia と言います。「con」ではこの決まった言い方になりません。

問2(CILS B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Alla vista del ragno, Sara è diventata pallida (  ) paura.
  1. a
  2. in
  3. su
  4. di
答えと解説

正解:4. di

恐れが原因なので「di」で、pallido di paura(恐怖で青ざめる)と言います。「in」ではこの原因の意味を表せません。

この文法が出る級(目安)

※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。

あわせて覚えたい文法