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イタリア語の位置で意味が変わる形容詞の意味と使い方

形:un grande uomo / un uomo grande
意味:名詞の前後で意味が変わる形容詞
grande・povero・vecchio・caro などは、名詞の前に置くか後ろに置くかで意味が変わる形容詞です。

形の作り方

付く形形例
grande(偉大な・大きい)前: un grande uomo(偉大な) / 後: un uomo grande(大きい)un grande artista / una casa grande
povero(気の毒な・貧しい)前: un povero uomo(気の毒な) / 後: un uomo povero(貧しい)il povero Marco / una famiglia povera
vecchio(昔からの・年老いた)前: un vecchio amico(昔からの友人) / 後: un amico vecchio(年老いた友人)un vecchio amico di famiglia / un cane vecchio
caro・diversocaro: un caro amico(親しい) / un regalo caro(高い)diversi libri(いくつもの) / libri diversi(違う)

例文

  • Mia nonna è stata una grande cuoca: nessuno cucinava come lei.
    祖母はすばらしい料理人でした。誰も祖母のようには作れませんでした。
  • Ti presento Luigi, un caro amico di mia sorella.
    こちらはルイージ、姉の親しい友人です。
  • In quel quartiere vivono molte famiglie povere.
    あの地区には、貧しい家庭がたくさん住んでいます。

使い方のポイント

  • ふつう、名詞の前に置くと話し手の気持ちや比喩的な意味、後ろに置くと本来の意味になります。
  • grande は子音で始まる名詞の前で gran になることがあります(un gran giorno)。
  • diverso は複数の名詞の前で「いくつもの」、後ろで「違う」です(diversi libri)。

練習問題

問1(伊検 準2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Marco ha solo vent'anni, ma per me è (  ): ci conosciamo da quando eravamo bambini.
  1. un amico vecchio
  2. un vecchio amico
  3. una vecchia amica
  4. un'amica vecchia
答えと解説

正解:2. un vecchio amico

二十歳でも子どもの頃からの付き合いなので、前に置いて「昔からの友人」を表す「un vecchio amico」です。「un amico vecchio」は年老いた友人の意味です。

問2(CILS B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ho letto (  ) libri su questo argomento, ma nessuno mi ha convinto.
  1. diversi
  2. diverse
  3. diverso
  4. diversa
答えと解説

正解:1. diversi

libri の前に置くと「いくつもの」の意味になり、男性複数の「diversi」を使います。「diverse」は女性複数の形で、libri とは合いません。

この文法が出る級(目安)

※ 伊検の級は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルを目安に当てはめ、協会が公開している過去問サンプルの解説・検定対策コラムと市販の対策本で扱われている級をもとに一部を見直したものです。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ CILS のレベルは、シエナ外国人大学の『Linee guida CILS』の文法の一覧などの公開資料と、CEFR のレベルを示す市販の文法書をもとに当サイトが当てはめたものです。シエナ外国人大学が定める出題範囲の一覧ではありません。

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